マネジャーは ”壁打ちの壁” である
前回(前回ブログ)書いたが、1on1の核となるコンセプトは「部下のための時間」。部下のための時間になっていれば、トピックは何でも構わない。
部下にとって1on1は「経験学習(=成長)」の機会にもなる(※)し、キャリア支援の機会にもなる(関連ブログ)し、アイデア創出の機会にもなるし、悩み相談の機会にだってなる。
どのようなトピックであれ、1on1におけるマネジャーの基本スタンスは「話す」より「聴く」 。マネジャーは ”壁打ちの壁” になるのである。
上司だからと言って、もっともらしいことを言わなきゃとか、アドバイスしなきゃとか言った思考は不要で、部下の話を聴くことに徹する。 話を聴く中でアドバイスをしたくなっても我慢する。
壁になることができれば、通常の面談とは異なる効果が生まれる。
1on1をやる頻度は?
1on1の実施頻度は、隔週~月に一度くらいが理想である。それ以上の間隔は避けたほうが良い。
1回あたり15~30分間で構わない。テレワークにより、部下の日常が見えづらくなった状況下では、短時間でよいので、できるだけ頻度高く行ったほうが良い。
ほかに注意することは?
1on1のスケジュール調整はマネジャーがやっても、部下に任せてもどちらでもよい。とにかく定期的に、必ず実施すること。急な予定が入った場合、代替日を必ず用意すること。「今回は忙しいから」とスキップする癖がつくと、1on1の習慣が崩壊するのは目に見えている。
部下人数が多い(例えば8名以上だ)と大変なので、マネジャーにとって懐刀と言える存在がいれば、その人と分担して実施するなどの工夫はあってよい。
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今回のまとめ:1on1では部下の話を聴くことを基本スタンスに。そして、短時間で良いので、できるだけ頻度を高く、定期的に行うこと。
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