日々のマネジメント経験を成長に
課長
読書感想(24-10):「叱れば人は育つ」は幻想
部下からハラスメントだと訴えられることを恐れ、ビジネスの現場では、上司が部下を叱ることが減ってきているのかもしれません。
実際に叱ることが減ってきているのだとしても、上司が部下に対して、
*本当は叱りたいのだが、ハラスメントと...
読書感想(24-7):リーダーシップ・シフト
直近5年間で読んだリーダーシップに関する本の中で、個人的に得るものが多かった本は、
高橋潔 著『ゼロから考えるリーダーシップ』東洋経済新報社(2021)
です。このブログでも感想を書いています(→ 当該の記事へ)。
高橋...
読書感想(24-5):女性活躍から始める人的資本経営
かなり主観的、感覚的な物言いではありますが、私は、
男ばかりで集まっても「なんだかなぁ~」という場になることが多い
と思っています。同じ組織に所属する男ばかりの集まりだと尚更そう思います。
男同士の「友人の集まり」であれ...
厳しさを求めずとも、大人は自律できるのか
人的資本経営は、
人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方
です。(経産省のサイトより)
中長期的な企業価値向上に向けて、会社から用意・提供されるハード面(...
《再掲》部下のキャリア形成支援
”キャリア”という言葉が、ますます当たり前になってきているビジネス社会において、部下のキャリア形成支援について、どうやればいいんだと悩んでいるマネジャーは結構いるのではないでしょうか。
そのような皆さん、2年以上前に書いたブログです...
「中期」で考えよう。「中期」を語ろう。
多くの組織で人手不足が大きな問題になってきており、今後ますます厳しくなる人材獲得競争を踏まえ、人事・採用部門だけでなく、各職場でも、
*外部労働市場にいる優秀な人材をいかに集めるか
だけでなく、
*今いる優秀な人...
”ソーシャルスタイル” に要注意!
「ソーシャルスタイル」という理論をご存じでしょうか。
人のタイプを4つに分類し、相手とのコミュニケーションの改善に役立てるための理論(およびノウハウ)です。
過去に研修で学んだことがあるという方も多くいると思いますし、...
方針内容は毎年全取っ替え?
3月決算の会社であれば、4月は組織の方針発表を行う時期ですね。先月は多くのミドルマネジャー(特に部長クラス)は、自部門の方針をメンバーに発表されたのではないでしょうか。
私はこれまでに、色んな会社のミドルマネジャーの皆さんと...
”いつメン” での組織開発は機能するのか
各分野の専門家がプロジェクトとして集ったチームで行う組織開発の営みは、チームのリーダーもメンバーもそれを行う意義や必要性も感じやすいのではないでしょうか。
それと比較し、同じ職場の ”いつメン(=いつものメンバー)” での組織開発は...
”課長飛ばし”
部長が課長をすっ飛ばして、課員と直接やりとりをする。
こんな光景は、皆さんの会社では普通ですか?
どうやら、こういった行為は控えたほうが良さそうです。部長のコミュニケーション相手は「課長」ということを徹底したほうが良さそうです...