優しいリーダーはダメなのか(読書感想④)
組織開発
”いつメン” での組織開発は機能するのか
各分野の専門家がプロジェクトとして集ったチームで行う組織開発の営みは、チームのリーダーもメンバーもそれを行う意義や必要性も感じやすいのではないでしょうか。それと比較し、同じ職場の ”いつメン(=いつものメンバー)” での組織開発はどうでしょ...
読書感想:人材投資のジレンマ
「失われた30年」 。根本治療どころか、対処療法すら拒んでいるように見える日本経済と日系企業(とそこで働く人たち)は、「失われた10年」が「失われた20年」になり(→ 独立行政法人経済産業研究所さんのサイトへ)、遂には「失われた30年」にま...
読書感想:人材開発・組織開発コンサルティング
仕事でお付き合いいただいています、立教大学の中原淳先生の新著『人材開発・組織開発コンサルティング』(ダイヤモンド社)を読みました。400ページを超える本ですが、内容や構成、言葉遣い(語り口)、レイアウト、イラストなどがとても素晴らしいので、...
職場づくりに小遣い5万円?(読書感想㉙)
コロナ禍になる前から話題であった「ダイバーシティ&インクルージョン」や「働き方改革」を推進する動き。そして、コロナ禍に伴うテレワークの普及。これらの影響により、”職場” を再考しましょうというムードがある。フィジカルな ”職場” でのマネジ...
日本的フォロワーシップ(読書感想㉑)
リーダーシップはよく知られた言葉であるし、仕事でも日常的に使われる言葉である。では、フォロワーシップ という言葉を聞かれたことはあるだろうか。フォロワーシップとは、組織のゴールをリーダーと共有し、フォロワーがそのゴールに向かって行動すること...
カイジが流れを変える?(読書感想⑱)
カイジとは、マンガの主人公ではなく「開示」のこと。世の趨勢として、情報は隠さずに「開示」する方向にある。先日読んで、このブログにも感想を載せた本『最軽量のマネジメント』でも、マネジャーの仕事を楽にするのは情報を部下に「開示」することだと言っ...
M&A後の職場づくり(読書感想⑪)
仕事でお世話になっている立教大学の中原淳先生が新しい本を出された。齋藤光弘・中原淳 著『M&A後の組織・職場づくり入門』ダイヤモンド社 2022年私の所属している会社でも、最近M&Aがあり、PMI(Post Merger Integrati...