支援型マネジメントを考える
本
読書感想(24-9):組織不正はいつも正しい
近年、組織の不正・不祥事がニュースで取り上げられています。不正や不祥事がどうして起こるのか、どうすればそんなことが起こらずに済むのか、そのあたりに興味があり、以下の本を読んでみました。
中原翔 著 『組織不正はいつも正しい ソーシャ...
読書感想(24-7):リーダーシップ・シフト
直近5年間で読んだリーダーシップに関する本の中で、個人的に得るものが多かった本は、
高橋潔 著『ゼロから考えるリーダーシップ』東洋経済新報社(2021)
です。このブログでも感想を書いています(→ 当該の記事へ)。
高橋...
読書感想:人材投資のジレンマ
「失われた30年」 。
根本治療どころか、対処療法すら拒んでいるように見える日本経済と日系企業(とそこで働く人たち)は、「失われた10年」が「失われた20年」になり(→ 独立行政法人経済産業研究所さんのサイトへ)、遂には「失われた...
人と組織の行動科学(読書感想⑭)
心理学者クルト・レヴィンさん曰く、「優れた理論は実践的である」と。
新たな知(理論)を生み出すことに努力している研究者、成果を出すために努力している実践者。
人と組織のマネジメント分野で、現場の実状を知ろうとしている研...
M&A後の職場づくり(読書感想⑪)
仕事でお世話になっている立教大学の中原淳先生が新しい本を出された。
齋藤光弘・中原淳 著『M&A後の組織・職場づくり入門』ダイヤモンド社 2022年
私の所属している会社でも、最近M&Aがあり、PMI(...
部長の資格(読書感想⑩)
人材育成に関する研修を20年以上やってきているが、部長を対象とした研修機会は少ないと感じる。
同じミドルマネジャーでも、課長と違い、部長になった人を対象として「新任部長研修」をやっている会社は案外少ないのではないだろうか。
な...
新任マネジャーにお勧め(読書感想⑧)
初めてマネジャーになるとき、どのような気持ちになっただろうか。
最近の話ではなく、以前から「管理職になりたくない人が増えている」というニュースは流れている。個人的な印象では、そういった声が近年増えている印象はない。ずっと変わらないと...
優しいリーダーはダメなのか(読書感想④)
私は本屋に行くと、リーダー/マネジャーに関する書棚には必ず立ち寄る。そして、新書や複数の書店で平積みにされている本は必ず手に取る。さっと見て面白そうなら、アマゾンのカスタマーレビュー(のフリーコメント)に書かれている内容をその場で見て、買...