疾病名:なんでもかんでも課長病
余裕がないから部下育成できない? 改善のヒントは「目標咀嚼」?
「部下育成の重要性は分かってる。でも、現実の職場にそんな余裕はない!」
上司や人事、他部門などから様々な指示や依頼が降ってきたり、部下からは相談が来たり、プレイヤーを担っている場合は担当業務の対応もあり、業務量の多さに関する...
現状維持で勘弁してよ、というベテラン社員
年功序列の風土が色濃く残る会社ほど、年上部下を苦手と感じているミドルマネジャーが多くいるのではないでしょうか。
年功序列の風土が残っている会社では、【年上≒入社年次上の先輩≒元上司 or 以前にお世話になった人】という構図に...
グループワークに意味はない??
「研修でのグループワークは不要です」
と言う人がいます。「グループワークなんぞ、やっても意味はない」と。他の誰かと会話をしても、自分の想像していること以上の内容は(相手から)出てこないからというのが理由らしいです。
応...
結局はヒトによるよね ← これ、危険です
「結局はヒトによるけどね」
私は仕事柄、組織や部下のマネジメントに関する研修を実施しているのですが、受講者(ミドルマネジャー)からこの言葉を結構耳にします。この場合の”ヒト”とは部下のことですが、この一言がとても気になります...
コラム:「WHY」を聞いてますか?言えますか?
マネジメントに関する様々なTipsで「WHY」が良く出てきます。例えば、TEDでも有名な映像のひとつすが、サイモン・シネック氏の書籍『WHYから始めよ!』は最たるものではないでしょうか。
→ TEDの映像へ→ Amazon サイモン...
読書感想(24-10):「叱れば人は育つ」は幻想
部下からハラスメントだと訴えられることを恐れ、ビジネスの現場では、上司が部下を叱ることが減ってきているのかもしれません。
実際に叱ることが減ってきているのだとしても、上司が部下に対して、
*本当は叱りたいのだが、ハラスメントと...
読書感想(24-9):組織不正はいつも正しい
近年、組織の不正・不祥事がニュースで取り上げられています。不正や不祥事がどうして起こるのか、どうすればそんなことが起こらずに済むのか、そのあたりに興味があり、以下の本を読んでみました。
中原翔 著 『組織不正はいつも正しい ソーシャ...
読書感想(24-7):リーダーシップ・シフト
直近5年間で読んだリーダーシップに関する本の中で、個人的に得るものが多かった本は、
高橋潔 著『ゼロから考えるリーダーシップ』東洋経済新報社(2021)
です。このブログでも感想を書いています(→ 当該の記事へ)。
高橋...
会社主導の配置・異動のない世界になったら
前職時代、クライアント先のある部門でファシリテーターを担っていました。
その集まりは、部長と課長が集まり、自部門のエンゲージメントサーベイの結果をもとに部門課題を検討し、どのような解決策を用意するのかを話し合うものだったのですが、部...
読書感想(24-6)企業価値を高める組織・人材マネジメントの思考と実践
とても良い本でした。人事部門(HRBP、CoE)の皆さんにお勧めです。
石田雅彦 著『企業価値を高める組織・人材マネジメントの思考と実践』金融財政事情研究会(2021)
応援団長
これからの時代を考えますと、現場のミドルマネジ...