新任マネジャーにお勧め(読書感想⑧)
ミドルマネジャーのリーダーシップ再考(読書感想㉒)
ここ10年以上にわたり、ミドルマネジャーに関わる支援をやってきている中で、ふと思ったことがある。それは、最近、”リーダーシップ” という言葉を聞かなくなったなぁ・・・ということである。同時に、”マネジメント” という言葉がよく聞かれるように...
1on1(再)
昨日、1on1に関するイベント(講演)を聴講する機会を得た。演者は本間浩輔さん。1on1に関して、guru的存在である。(本間さん、お気に召さない呼び名であればすみません・・・)以下のご著書。本間さんには、2020年秋に1on1講座(全6回...
「人が資本」と言うのであれば
松下幸之助翁の言葉とされる「事業は人なり」。「人材こそが競争優位の源泉」とか「人が育つ企業を目指す」とか謳っている会社は昔から結構ある。最近では、持続可能な成長に向けて、”人的資本経営” といった言葉が出てきている(→関連する経産省のサイト...
日本的フォロワーシップ(読書感想㉑)
リーダーシップはよく知られた言葉であるし、仕事でも日常的に使われる言葉である。では、フォロワーシップ という言葉を聞かれたことはあるだろうか。フォロワーシップとは、組織のゴールをリーダーと共有し、フォロワーがそのゴールに向かって行動すること...
仕事のデザインで人材を育成する(読書感想⑳)
以前に、立教大学経営学部の中原淳先生と、コロナ禍になり、リモートワークが導入されてくると、”職場” という言葉がイメージされなくなってくるのではないかという話をしたことがある。(→ 関連する中原先生のブログへ)その頃から、”職場” の存在が...
人事制度で年功を排除できるか(読書感想⑲)
以前にこのブログで紹介した書籍『人事の組み立て』がとても面白く、勉強になったので (→『人事の組み立て』の読書感想へ)著者の新刊『人事の企み』を購入し読んでみた。この本のサブタイトルとして、[~したたかに経営を動かすための作戦集~]とあるの...
カイジが流れを変える?(読書感想⑱)
カイジとは、マンガの主人公ではなく「開示」のこと。世の趨勢として、情報は隠さずに「開示」する方向にある。先日読んで、このブログにも感想を載せた本『最軽量のマネジメント』でも、マネジャーの仕事を楽にするのは情報を部下に「開示」することだと言っ...
マネジャーは楽になれるのか(読書感想⑰)
戦略の遂行、目の前の業績管理、顧客からのクレーム対応、部下のエンゲージメント/メンタルヘルス向上、コンプライアンスの徹底などなど、無理ゲー状態にある現代のマネジャー。ほんと、毎日大変ですよね。そんなマネジャーの負担を少なくできるのか。今回読...
360度評価と人材パイプライン整備
昨今、事業としての持続可能性が問われているが、そうあるためには、人材のパイプラインが整っている必要がある。事業は人なり、である。例えば、部長は「自分の次を任せられる人物」を課長の中から見つけ、育てる/支援する必要がある。果たして、部長は「適...
目標設定は SMART+伝え方
先日のブログで、振り返りを行うことの大切さを書いた。(→該当する記事)私自身、現在メンバーと面談を行っているが、成果だけの振り返りにならないように心がけている。**************さて、振り返りが終われば、次は今期の目標設定が待って...