”人による”
図書館
日本的フォロワーシップ(読書感想㉑)
リーダーシップはよく知られた言葉であるし、仕事でも日常的に使われる言葉である。では、フォロワーシップ という言葉を聞かれたことはあるだろうか。フォロワーシップとは、組織のゴールをリーダーと共有し、フォロワーがそのゴールに向かって行動すること...
仕事のデザインで人材を育成する(読書感想⑳)
以前に、立教大学経営学部の中原淳先生と、コロナ禍になり、リモートワークが導入されてくると、”職場” という言葉がイメージされなくなってくるのではないかという話をしたことがある。(→ 関連する中原先生のブログへ)その頃から、”職場” の存在が...
人事制度で年功を排除できるか(読書感想⑲)
以前にこのブログで紹介した書籍『人事の組み立て』がとても面白く、勉強になったので (→『人事の組み立て』の読書感想へ)著者の新刊『人事の企み』を購入し読んでみた。この本のサブタイトルとして、[~したたかに経営を動かすための作戦集~]とあるの...
カイジが流れを変える?(読書感想⑱)
カイジとは、マンガの主人公ではなく「開示」のこと。世の趨勢として、情報は隠さずに「開示」する方向にある。先日読んで、このブログにも感想を載せた本『最軽量のマネジメント』でも、マネジャーの仕事を楽にするのは情報を部下に「開示」することだと言っ...
マネジャーは楽になれるのか(読書感想⑰)
戦略の遂行、目の前の業績管理、顧客からのクレーム対応、部下のエンゲージメント/メンタルヘルス向上、コンプライアンスの徹底などなど、無理ゲー状態にある現代のマネジャー。ほんと、毎日大変ですよね。そんなマネジャーの負担を少なくできるのか。今回読...
ウェルビーイング?(読書感想⑯)
経営者層、人事界隈で話題になっている言葉がある。それは・・・ウェルビーイングわが社はウェルビーイング経営を目指す、と謳っている複数社あるのだが、現場からすれば、恐らくなんのこっちゃ?であろう。**************ウェルビーイングには...
早期退職時代のサバイバル術(読書感想⑮)
「働かないおじさん」という言葉。テレワークの環境になり、仕事ぶりを周囲に見られることが少なくなっている現在、「あの人(おじさん)は何をやっているのか」と周囲に訝しがられ、それに尾びれ背びれが付いて、「あの人は大した仕事をしていないのに、そこ...
4月からマネジャーになる皆さんへ
この4月からマネジャー(課長)になる皆さんに向けたブログを再掲します。参考にしていただけると嬉しいです。責任が大きくなり、大変なこともあると思いますが、マネジャーはやりがいのあるポジションです。私もミドルマネジャーです。一緒に頑張っていきま...
人と組織の行動科学(読書感想⑭)
心理学者クルト・レヴィンさん曰く、「優れた理論は実践的である」と。新たな知(理論)を生み出すことに努力している研究者、成果を出すために努力している実践者。人と組織のマネジメント分野で、現場の実状を知ろうとしている研究者は多くいるが、人と組織...
新人を組織になじませる(読書感想⑬ )
コロナ禍以降に入社した新卒社員に関する話題(相談)が増えている。離職、メンタル不全、成長が遅い・・・。そういったことがそれまでに全くなかったわけではないが、2020年度・2021年度入社の新人は該当ケースが増えているようである。入社して早々...