マネジャーを自ら辞するタイミング
図書館
読書感想(24-10):「叱れば人は育つ」は幻想
部下からハラスメントだと訴えられることを恐れ、ビジネスの現場では、上司が部下を叱ることが減ってきているのかもしれません。
実際に叱ることが減ってきているのだとしても、上司が部下に対して、
*本当は叱りたいのだが、ハラスメントと...
読書感想(24-9):組織不正はいつも正しい
近年、組織の不正・不祥事がニュースで取り上げられています。不正や不祥事がどうして起こるのか、どうすればそんなことが起こらずに済むのか、そのあたりに興味があり、以下の本を読んでみました。
中原翔 著 『組織不正はいつも正しい ソーシャ...
読書感想(24-7):リーダーシップ・シフト
直近5年間で読んだリーダーシップに関する本の中で、個人的に得るものが多かった本は、
高橋潔 著『ゼロから考えるリーダーシップ』東洋経済新報社(2021)
です。このブログでも感想を書いています(→ 当該の記事へ)。
高橋...
読書感想(24-6)企業価値を高める組織・人材マネジメントの思考と実践
とても良い本でした。人事部門(HRBP、CoE)の皆さんにお勧めです。
石田雅彦 著『企業価値を高める組織・人材マネジメントの思考と実践』金融財政事情研究会(2021)
応援団長
これからの時代を考えますと、現場のミドルマネジ...
読書感想(24-5):女性活躍から始める人的資本経営
かなり主観的、感覚的な物言いではありますが、私は、
男ばかりで集まっても「なんだかなぁ~」という場になることが多い
と思っています。同じ組織に所属する男ばかりの集まりだと尚更そう思います。
男同士の「友人の集まり」であれ...
読書感想(24-4-2):とにかく仕組み化
前回の続き、以下の本につき、感想を述べています。
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161ページいかなるときも、「成長したい人」を基準に判断しましょう。「成長する機会」を奪わないことです。
171ページ頑張った人に報い...
読書感想(24-4-1):とにかく仕組み化
最近、ビジネス系の週刊誌でも特集され、本屋さんでも平積みにされている本を読みました。
安藤広大 著『人の上に立ち続けるための思考法 とにかく仕組み化』ダイヤモンド社(2023年)
著者の本は、以前に『リーダーの仮面』を...
読書感想(24-1):罰ゲーム化する管理職
元同僚のパーソル総合研究所の小林祐児さんが、また面白い本を書きました。タイトルは・・・
罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法
センセーショナル!! ということで、さっそく読みました。
「罰ゲーム化」と...
読書感想:人材投資のジレンマ
「失われた30年」 。
根本治療どころか、対処療法すら拒んでいるように見える日本経済と日系企業(とそこで働く人たち)は、「失われた10年」が「失われた20年」になり(→ 独立行政法人経済産業研究所さんのサイトへ)、遂には「失われた...
読書感想:人材開発・組織開発コンサルティング
仕事でお付き合いいただいています、立教大学の中原淳先生の新著『人材開発・組織開発コンサルティング』(ダイヤモンド社)を読みました。
400ページを超える本ですが、内容や構成、言葉遣い(語り口)、レイアウト、イラストなどがとて...