キャリア自律と組織風土
研修担当者のための部屋
新人を組織になじませる(読書感想⑬ )
コロナ禍以降に入社した新卒社員に関する話題(相談)が増えている。離職、メンタル不全、成長が遅い・・・。そういったことがそれまでに全くなかったわけではないが、2020年度・2021年度入社の新人は該当ケースが増えているようである。入社して早々...
問題解決したがるマネジャー
20数年前から聞くようになった ”コーチング” 。部下マネジメントの一つの手法であり、部下の主体性を重んじている。上司が主体ではない。(コーチングに関するブログ記事)なかなか実践されないコーチング1990後半に ”コーチング” という手法が...
サーベイ結果はマネジャーの武器である
昨日、立教大学経営学部の中原淳先生と、クライアントである生活協同組合コープみえ様をお呼びし、「サーベイ・フィードバック」をテーマにウェビナーを開催した。(ランディングページ:募集は終了しています)約170名の聴講者に対して、以下のような情報...
新人を組織になじませる
コロナ禍になって以降に新卒として入社した人の成長や活躍に課題感をもっている組織は多い。テレワーク環境下で1年目を迎えた新卒入社者は、同期や上司とのコミュニケーションにとりづらさを感じたり、自らのモチベーションの維持が難しかったり、独り暮らし...
組織がダメになる、呆れた実話
マネジャーに対する研修の企画で、「これはひどい!」と思ったリアル話。不透明、不安定なビジネス環境下で、人は働いている。働く理由が、「会社の成長・発展のため」ではなく「お金」や「生活」のためであったとしても、手を抜いて仕事をやっている人はそん...
厳しい環境=能力向上の良い時期
マネジャーの能力開発にとって、ひとつの手段である360度サーベイ(多面観察とも言う)。最近ある会社で、360度サーベイの結果についてのフィードバックセッションを行ったのだが、準備の際にサーベイのデータを集計していたら、その会社の置かれている...
研修を嫌う課長たち
ある大手企業の人材育成担当者(HRBP的な役割)の皆さんとの会話でこんな発言があった。課長への研修って、どうやれば実施できるんですか?どうやら、課長への研修をやりたいのだが、関係者からとにかく反発されるらしい。関係者とは、課長本人らもそうだ...
マネジャーが成長する経験
世の中で活躍しているリーダーは、どんな仕事経験(キャリア)を積んでいるのだろうか。アメリカの研究者であるM.マッコールさんが書かれた『ハイフライヤー』や、国内ではリーダーシップ研究の第一人者である金井壽宏先生が書かれた『仕事で「一皮むける」...
コーチングの実践力アップのために
前回のブログでは、コーチングが実践されない/浸透しない原因についての持論を述べた。(前回ブログへ)原因には、マネジャー自身に起因するものもあれば、部下に起因するものもあれば、上司と部下の相互作用に起因するものもある。前回のブログには書いてい...
コーチングの難しさ
マネジャーには、部下に対してコーチングできるようになってもらいたいマネジャーに対する期待として、このコメントをもらうことがある。1990年代後半から、人材育成業界で ”コーチング” という言葉が聞かれるようになって20数年。マネジャー向けの...