マネジャーは偉いわけではない
研修担当者のための部屋
ミドルマネジャーのリーダーシップ再考(読書感想㉒)
ここ10年以上にわたり、ミドルマネジャーに関わる支援をやってきている中で、ふと思ったことがある。それは、最近、”リーダーシップ” という言葉を聞かなくなったなぁ・・・ということである。同時に、”マネジメント” という言葉がよく聞かれるように...
1on1(再)
昨日、1on1に関するイベント(講演)を聴講する機会を得た。演者は本間浩輔さん。1on1に関して、guru的存在である。(本間さん、お気に召さない呼び名であればすみません・・・)以下のご著書。本間さんには、2020年秋に1on1講座(全6回...
「人が資本」と言うのであれば
松下幸之助翁の言葉とされる「事業は人なり」。「人材こそが競争優位の源泉」とか「人が育つ企業を目指す」とか謳っている会社は昔から結構ある。最近では、持続可能な成長に向けて、”人的資本経営” といった言葉が出てきている(→関連する経産省のサイト...
日本的フォロワーシップ(読書感想㉑)
リーダーシップはよく知られた言葉であるし、仕事でも日常的に使われる言葉である。では、フォロワーシップ という言葉を聞かれたことはあるだろうか。フォロワーシップとは、組織のゴールをリーダーと共有し、フォロワーがそのゴールに向かって行動すること...
360度評価と人材パイプライン整備
昨今、事業としての持続可能性が問われているが、そうあるためには、人材のパイプラインが整っている必要がある。事業は人なり、である。例えば、部長は「自分の次を任せられる人物」を課長の中から見つけ、育てる/支援する必要がある。果たして、部長は「適...
”人による”
少し前に、360度評価の実施を嫌がるマネジャーの話を書いた。(→該当記事)その続きの話から。**************前回話題にしたA社では、今回が初めての360度評価である。この会社に限らずだが、360度評価を初めて実施する際に扱い方を...
マネジャー研修での学びの最大化へ
今日は、マネジャー研修を実施する側からの話。この記事で、皆さんに「今後は研修は真面目に受けてくださいね!」と言いたいわけではない。マネジャーになると、研修の受講機会はそう何度もない。本当に貴重な学びの機会なので、自分の価値を高めるためにも、...
部下のキャリア自律を支援する
以前(1月)に書いたブログだが、この言葉を聞かない日はないというほど、ますますホットワードになってきている「キャリア自律」。そこで今日は、企業が「キャリア自律」を促進しようとしている背景や、現場のマネジャーは部下に対して何ができるのかを書い...
360評価を恐れるマネジャーって
以前にもブログに記事を書いた360度評価(別名、多面観察とも言う)。360度評価は、育成や能力開発を目的として活用すべきという主張をした。(関連ブログへ)”評価” というワードが持つ、どこかマイナスのイメージからか、自分が被評価者になること...
もったいないグループワーク
集合研修には、講師の話をずっと聞いている講演型の研修ではなく、グループでの話し合いを取り入れた参加型のものもある。現在主流のオンライン研修でも、zoomのブレイクアウトセッションのような機能を活用し、難なくグループでの話し合いができる。当然...