その言葉、伝わっていますか?
部長さんのための部屋
続:ミドルマネジャーのリーダーシップ再考(読書感想㉒-2)
前回に引き続き、以下の書籍について。この本は「リーダーシップ」が楽しく、わかりやすく学べる。現場のマネジャーにお勧め。前回感想を3点述べたが、今回はその続き。**************④ 管理行動は嫌われるのだ!「管理行動」の効果は悩まし...
360度評価と人材パイプライン整備
昨今、事業としての持続可能性が問われているが、そうあるためには、人材のパイプラインが整っている必要がある。事業は人なり、である。例えば、部長は「自分の次を任せられる人物」を課長の中から見つけ、育てる/支援する必要がある。果たして、部長は「適...
部長の資格(読書感想⑩)
人材育成に関する研修を20年以上やってきているが、部長を対象とした研修機会は少ないと感じる。同じミドルマネジャーでも、課長と違い、部長になった人を対象として「新任部長研修」をやっている会社は案外少ないのではないだろうか。なぜだろう?育成機会...
ビジョンをつくる
前回のブログで、ミドルマネジャーは「ビジョン」や「理念」を日常のマネジメントに活かしたほうが良いといった主旨の内容を書いた。(前回ブログ)今回は、ビジョンについて、現場で活かす際のポイントを4点書いていく。1.方向性という言葉ビジョンと同じ...
ビジョンや理念を軽んじない
前回の記事で、ビジョンについてあれこれ書いた。(前回記事)ここで、ビジョン・理念に関して、こんな疑問を持っている人はいないだろうか。ビジョンや理念なんて、部下の誰も意識していないよ。マネジメントに必要なのか?必要です。これが私の回答。これま...
それってビジョンなの?
以前のブログに書いたのだが、リーダーシップに関する様々な文献を読むと、多くの内容に ”ビジョン” が出てくる。リーダーはビジョンを示すと。(該当するブログ)世間で行われているマネジャー研修でもビジョンに関して触れることは多いと思われるので、...
マネジャーが成長する経験
世の中で活躍しているリーダーは、どんな仕事経験(キャリア)を積んでいるのだろうか。アメリカの研究者であるM.マッコールさんが書かれた『ハイフライヤー』や、国内ではリーダーシップ研究の第一人者である金井壽宏先生が書かれた『仕事で「一皮むける」...
矛盾だらけのマネジメント世界
”マネジメント” ”リーダーシップ” ”コミュニケーション”人材育成の語るときに頻出する言葉で、これらの言葉を BIG WORD と呼ぶことがある。私はそれを「聞けば誰しも何となく分かっている気になるが、具体的に何を示しているのかはさっ...
ビジョンの要素
マネジャーに向けた書かれた多くの書物を読むと、「マネジメントやリーダーシップに関して、こんなにも様々な考え方や理論理屈があるのか」と感心してしまう。中には、あまりにも個人的経験に依拠しすぎだろーと思われる(自伝的な)内容もあるが、まあそれは...
部長は ”枠” をつくる人
前回のブログで、部長と課長の役割の違いを書いた。(前回ブログ)書籍(伊丹敬之 著『経営を見る眼』東洋経済 2007年) を参考に、マクロのマネジメント、ミクロのマネジメントという分類を紹介した。本の中では、「組織の階層が上がっていくに従って...